解説:寝台列車で眠る主人公の夢。それを車内の窓をスクリーンとして見立てている。このビジュアルは現代アートで見うけられる「映像インスタレーション」を彷彿とさせます。この作品から、作者は映像を高く意識した秀逸なイメージを持っていることがわかります。文章では視覚的な描写に徹し、スクリーンに投影されている映像をそのまま見ているかのようです。